◆月刊*パクス7月号

【2013年7月号目次】

 

■はりきゅうステーション

 『夏のご挨拶と養生』栄島英剛

 

■からだのふしぎ

 『暑さと体温調節』 坂東臣政

 

■月刊*この人

 『自分の立ち位置を理解する人』湯浅佳子

 

■アロマ&美容鍼灸ルーム便り

 100円ショップのアロマオイル』 森麗美

■小さな幸せ

 『結婚式編』 寺田薫子

 

■ちょっと道草

 『花の名前』 鈴木英理子

 

■健・美のための食材豆知識

 『食事のバランス』 皆藤聡美

     

■編集後記&お知らせ

 

 

◆はりきゅうステーション17 夏のご挨拶と養生  榮島英剛

暑い日が続きます。

 

駅から少し歩くだけで汗だくだくになっている患者様をみると、来て頂くのが何だか申し訳なります。

 

なので、その分、余計にパクスでの治療の間は少しでも快適に過ごして頂きたいと思います。精一杯治療させていただきます。

 

これからもっと暑くなるかと思うとゾッとします。夏の養生についてはこちらをご覧ください。少しでも心掛けて生活すれば随分と身体や心は楽になります。

 

 

◆からだのふしぎ~20 暑さと体温調節   坂東政臣

暑い日が続いていますね。東京は4日連続の猛暑日、暑い地域では39度を超える酷暑が続いています。

 

体温より高い気温に対して、体はどのように対応するのでしょうか?今回は人間の体と暑さについてお話します。

 

恒温動物である人間は、外気温が変化しても体温は一定に保たれています。

 

これは外気温の変化を感受して、体で熱を作る働きと熱を放出する働きがバランスをとりながら調節しているからです。

熱を作る働きは主に基礎代謝といわれる細胞の働きや、運動時の筋肉の収縮などによって行われています。

 

寒い時はホルモンの働きで代謝が高まり、筋肉がふるえることでも熱を産生します。また、皮膚の血管が収縮して皮膚から熱が放出されないようにしています。

 

では夏の暑い時期はどうなっているのかというと、暑い時は発汗や皮膚血管の拡張が起こり、体から熱を放出する働きを強くすることで体温の上昇を防ぎます。

 

高温環境では発汗量が増え、汗の蒸発によって熱を放出します。(水分が体表面から蒸発する際に熱が奪われます。)また、ホルモンの作用で腎臓からの水分排泄が抑えられ、尿による水分の喪失を少なくします。

 

そのほかにも、体熱の産生を減らすために食欲が低下して代謝エネルギーの源を減らしたり、運動量が減少したりもします。

 

このような働きで私たちの体は暑さに対応していますが、調節の限界を超えると高体温・熱中症となってしまいます。特に湿度が高いと汗が蒸発することが出来ず、熱を放出する働きが弱まるので注意が必要です。

 

暑い時は冷房を上手に使って、しっかり水分補給をして熱中症を防ぎましょう。

 

 

◆月刊*この人~11 自分の立ち位置を理解する人   湯浅佳子

ある医師と話した時のこと。ある病院について外科医の腕はどうなのか…と言う質問をしました。

 

その先生が話した言葉が印象的でした。

 

「腕は良いのが一番だけれども、下手なら下手なりに自分の腕をわきまえていれば良い」

 

でも、現実にそういう先生はなかなかいません。医師も鍼灸師もそうですが、今まで自分が診たことのない症例、難しい症例は、臨床家としてやってみたいという気持ちにかられます。

 

ただ、それが本当に自分にできるのか、自分がやってよいのか、自分がやることが患者さんのためになるのか、ということをまずは考えなければなりません。

 

自分のキャパシティー以上のものだと判断すれば、より確実に治してくれる先生を紹介するべきです。それが何より患者さんのためになりますし、当然の行為です。

 

他の外科医の先生が言っていた話で、病院、医師たちにとって初めての症例の手術。患者さんに「初めてですが頑張ります。医学書やDVDをみて練習します」と言う趣旨の話を患者さんにしたそうです。

 

「頑張らなくていいから」「頑張ってできることじゃない」とその先生は憤りを感じていらっしゃいました。

 

今の自分が何が出来て、何ができないか。自分には出来ないけれど、他の先生にはできることではないか。そういったことを常に考えながら臨床に取り組まないと、医療ミスや過誤の原因となります。

 

自分にできて自分にはまだできないことをきちんとわきまえて臨床に臨む…それは何より患者さんのためです。特に命にかかわる病の場合は非常に重要なことです。私たち鍼灸師もこのことは忘れてはいけません。

 

 

◆アロマ&美容鍼灸ルーム便り~19 100円ショップのアロマオイル   森麗美

100円ショップで売っているアロマオイルってどうなんだろう?皆さんもそう思ったことありませんか?今回は素朴な疑問を調べてみました。

薬理効果のある本物のアロマオイルは100%天然の植物の精油なのですべてが決していい香りとは言えません。植物が持つ自然な苦みや青臭さ土臭さも含んでいます。

100円ショップのアロマオイルの成分は、界面活性剤、エタノール、香料です。化学的に合成された香料です。苦みや青臭さがない代わりに、深みや複雑さもありません。

100円ショップのアロマオイルは薬理効果こそありませんが、香りを楽しむだけなら手軽に大量に使えます。ただ、化学物質などが入っていますし、決して身体にとっては優しい成分ではないので、それが気になる方はおすすめできません。

 

◆小さなしあわせ~18 結婚式編   寺田薫子

友人という立場で出席するのは、最後かも知れないな、、と思いながら、ひさ~しぶりに結婚披露宴に出席してきました。

 

牧師さんの、病める時も、健やかなる時も。の話もまた久しぶりです。

 

結婚式でされるこのお話しは、夫婦。だけではなく、家族、友人、職場の仲間など。

 

考えてみれば、自分も含めて、自分の身近の全ての環境に対して。のお言葉だったんだな。と、自らの結婚の時には、まったく考えもしなかった事をしみじみと思った。のは、歳を取った証拠でしょうか。笑。

 

でも、無常。という言葉に表されるように、何もかもが、ずっと同じ状態ではなく、変わって行く事が自然なことで、時には大きな喜びや、時には大きな悲しみや、いろんな事が訪れるのが、生きているということなんだな。と、最近、しみじみ思います。

 

やっぱり、歳ですね。。笑。

 

でもだからこそ、病める時も、健やかなる時も、互いに敬い、許し、愛する事を誓いますか?なのですね。まずは、自分自身に対しても。ですね。

 

尋常ではない最近の暑い毎日、どうかご自愛下さいね。

 

 

◆ちょっと道草~2 花の名前  鈴木英理子

ノウゼンカズラ
ノウゼンカズラ

むわっとする暑い日が続いていますが、皆さんお元気ですか?

 

湘南から比べると横浜は2度くらい暑く、実家のある都内は4度くらい暑いように思います。なので、都内から帰ってくると夕方の風の涼しさにホッとします。

 

夏の花は結構派手な花が多いですね。もう終わりに近づいていますが、家の近くではノウゼンカズラが人気のようで庭先に多く咲いています。

ランタナ
ランタナ

 

ランタナ

 

アジサイの葉と似ているので、アジサイが生えてくると期待していたら、このお花でした。

アガパンサス
アガパンサス

 

アガパンサス

 

まっすぐすーっと伸びた茎に綺麗な青い花がとても印象的な花でした。

 

バーベナ
バーベナ

バーベナ

 

伊豆高原にある夫の実家に行ったときに沢山咲いていたサンジャクバーベナです。

 

1メートル以上の背丈になって綺麗です。でも、繁殖力が旺盛すぎて困るのだとか・・・。簡単なら来年自分でも植えてみたいです。

 

 

◆健・美のための食材豆知識~3 食事のバランス  皆藤聡美

皆さんは身体に良いとされる食材って気になりますよね?
 
●●を食べると痩せる、病気が治る…
 
しかし実際試してみるとどうでしょう?
私は失敗ばかりでした。
 
○○に良いからと言って効果をすぐ出したいがためにたくさん食べてしまう…
 
本来生き物にっとって食べ物とは「体を動かすエネルギーの素」「体の組織をつくるもの」「生きるための栄養を吸収するための補助をするもの」などそれぞれ役割があります。
 
栄養素のどれかが有り余るほどあってもそれぞれの役割を果たすことが出来ず無駄になり、排泄されてしまう、または脂肪として蓄えられ、肥満に繋がりさまざまな病気になってしまうことがあります。
 
栄養素が不足しているとうまく身体が機能しなくなり、さらには脳や内臓にも悪影響を及ぼします。
 
よく耳にする「腹八合医者いらず」という言葉は理にかなっています。何でもかんでも毎食お腹一杯だとその時は幸せな気分に」なりますが、体の中はじわじわ負担がかかっています。
 
ある1つのメニューでお腹を満たすとなるとそこに使われる食材の量が非常に多くなってしまいます。私たちの胃は消化吸収する一回の量に限度があります。
 
そのため1回の食事でたくさん摂取するのは栄養の吸収の効率を下げてしまいます。
 
栄養素のどれかが有り余るほどあってもそれぞれの役割を果たすことが出来ず無駄になり、排泄されてしまう、または脂肪として蓄えられ、肥満に繋がりさまざまな病気になってしまうことがあります。
 
栄養素が不足しているとうまく身体が機能しなくなり、さらには脳や内臓にも悪影響を及ぼします。
 
よく耳にする「腹八合医者いらず」という言葉は理にかなっています。何でもかんでも毎食お腹一杯だとその時は幸せな気分に」なりますが、体の中はじわじわ負担がかかっています。
 
ある1つのメニューでお腹を満たすとなるとそこに使われる食材の量が非常に多くなってしまいます。私たちの胃は消化吸収する一回の量に限度があります。
 
そのため1回の食事でたくさん摂取するのは栄養の吸収の効率を下げてしまいます。
 

これから体調を整えたい方、ダイエットをしたい方、もう一度食事のバランスを考えてみてください。

 

もし栄養過多の場合、食べる前に身体に聞いてみてください。足りていれば自ずと食べる量、質をコントロールできるはずです。

 

しかし食事会でこのようなことを行うとストレスになってしまうので、楽しい場では思いっきり楽しみ、次の日から切り替えていきましょう。

 

 

【編集後記etc

〇今回も先生たちの原稿を楽しく読みながらの編集作業でした。鈴木先生の花の名前、「へ~え」と毎回読んでます。面白いですよね。

 

〇8月の月刊*パクスはお休みとなります。次回は9月からの発信予定です。

 

〇暑い日が続きますね。まだ7月中旬だというのに(T_T)来院までの道のりが大変ですが、快適な温度にしてパクスでお待ちしています。

 

〇長い間パクスをお休みしていましたが、7月から不定期でパクスで施術を行う予定です。詳細は近々、ブログに掲載します。興味のある方はブログをチェックしておいてください。(電話などでの問い合わせは受付けておりませんので、お手数ですがブログをチェックしてください)

 

ゆあさ