◆月刊*パクス6月号

 

【2013年6月号目次】

 

■はりきゅうステーション

 『気の流れを整える』栄島英剛

 

■からだのふしぎ

 『歯の色』 坂東臣政

 

■パクスあれこれ

 『命のアサガオ』湯浅佳子

 

■アロマ&美容鍼灸ルーム便り

 『ニキビ用オイル』 森麗美

 

■小さな幸せ

 『父の日編』 寺田薫子

 

■ちょっと道草

 『花の名前』 鈴木英理子

 

■健・美のための食材豆知識

 『女性のための大豆』 皆藤聡美

     

■編集後記&お知らせ

 

 

◆はりきゅうステーション16 気の流れを整える  榮島英剛

東洋医学で重要視するのが“気の流れ”です。「気って何?」という疑問が出てくるとは思いますが、“身体のエネルギー”とでも考えておいてください。

 

東洋医学では体中に気が適度によどみなく流れることで、身体と心の機能が健康、健全に保たれると考えます。

 

この気の流れが何からの要因で滞ったとき、心身に不調が起ってきます。気の滞る原因は、ストレス、食べ過ぎ、冷えなど、人や環境によって様々に異なってきます。

 

今回は東洋医学でとても大切に考える、気の流れを整える簡単な方法をお伝えします。鍼やお灸を使わなくても良い、自分で調節できます。

 

私たちが日ごろ簡単にできる気の流れを整える方法は、“腹式呼吸”、“深呼吸”です。何の道具もいらず、場所を選ばず自分できるのでおススメです。腹式呼吸をすることにより、心身の緊張が和らぎ、全身の気や血の流れも良くなります。

 

西洋医学的には、血液循環が改善され、細胞が活性化して、新陳代謝を助けます。また、自律神経を安定させ、緊張、不安、イライラをしずめ、心の安定にもつながります。

 

やり方は、楽な姿勢で、目を閉じて、ゆっくり息を吸いながら4つ数え、息を止めて7つ数え、8つ数えながら息を吐く。呼吸を楽にする。

 

これを2,3回繰り返します。

 

疲れたとき、ストレスが溜まっているとき、いらいらした時、病院の長い待ち時間の間、電車・飛行機などの移動時に長時間同じ姿勢をしている時、様々な場面で試してみてください。

 

もちろん、日々の日課にする方がより健康的です。

 

 

◆からだのふしぎ~19 歯の色   坂東政臣

昔、「芸能人は歯が命」なんていうCMがありましたよね。命とまではいかなくても、歯の着色や黄ばみが気になる方は大勢いらっしゃると思います。

 

そもそも、なぜ歯は黄ばんでしまんでしょうか。いろいろなケースがありますが、代表的な原因をいくつか紹介しますので、参考にして下さい。

 

一つはコーヒーや紅茶、赤ワインが原因となるステインです。

 

ステインはコーヒーや紅茶に含有されているタンニンと唾液中の成分が結びつき、歯の表面のエナメル質に付着してできる汚れのことです。歯の表面は一見ツルツルしているように見えますが、実際は細かい溝やくぼみが沢山あります。

 

ステインはこの溝やくぼみにこびりついてしまい、歯の表面が汚れてしまう訳です。

 

加齢も歯の黄ばみの原因となります。

 

歯の表面は半透明で固いエナメル質におおわれていて、その中は黄褐色の象牙質になっています。年とともにエナメル質は薄くなり、反対にこの象牙質は厚くなっていくため、しだいに歯が黄ばんだように見えてしまいます。

 

エナメル質の表面に細いヒビが入り、そこに食物などの色が着いて茶色い線が入ることがありますが、これも年とともに自然に起こるものです。

 

また、歯の治療で神経を抜いた際などに歯が茶色や黒褐色に変化してしまうことがあります。神経を取った歯は、大体2~3年で黒ずんでくることが多いです。

 

これ以外にも虫歯や詰め物によって歯が黒く変色したり、うがい薬や抗生物質などの薬品の影響で黄ばむ場合もあるようです。

 

歯の着色は歯磨きなどセルフケアで改善するものと、セルフケアでは改善しないものがあります。気になる方は一度歯医者さんに相談してみて下さい。

 

 

◆パクスあれこれ~10 命のアサガオ   湯浅佳子

パクスでは毎年、朝顔やフウセンカヅラの種を受付で配布しています。多くの方が持ち帰られご自宅で栽培して、その成長を楽しんでいらっしゃるようです。

 

私も毎年自宅で栽培して来年皆さんに種をお分けしています。これもパクスの大事な仕事でもありますが、私の楽しい夏の時間でもあります。

 

今年はさらに様々な種がお分けできればと思って、夕顔と新しい朝顔を育てています。そして、今年一番乗りで花を咲かせてくれたのが、その新しい朝顔です。今回はその新しい朝顔の紹介です。

 

この朝顔の存在を知ったのは友人の話からでした。小学生のお姉ちゃんの授業参観で、その朝顔、“命のアサガオ”の絵本の読み聞かせをしていたのだそうです。


このお話、色々な本や映画にもなっているようです。

 

さっそくネットでしらべてみると“骨髄バンク命のアサガオにいがた”でその種を分けてくれるということでお願いしました。送られてきたパンフレットに紹介されていた種の由来を簡単にまとめると以下の通りです。

 

1993年、小学一年生のこうすけくんが育てたアサガオの種です。彼は骨髄移植を受けられないまま白血病で亡くなりました。この種は亡くなる前にこうすけくんが育てていたアサガオのもので、今では“命のアサガオ”と名付けられて全国の多くの人に育てられているということです。

 

小児がんの中で最も多いのが白血病です。白血病の治療はまずは抗がん剤での治療になります。抗がん剤が効かなかったり、再発した場合の次の選択肢として骨髄移植があります。

 

移植治療はとても過酷な治療ですが、この移植という治療ができたことで助かる命も増えました。もちろん、絶対的な治療ではありませんが、希望が増えました。

 

今年の夏はゆうすけくんが育てていたこの朝顔の種を植えてたくさん花を咲かせようと思います。ゆうすけくんのこと、白血病と闘っているお友達のこと、そして小児がんの治療の発展を思い祈って。。。

 

そして今年たくさんの種を収穫して、ゆうすけくんのこと、小児がんのことをを伝えながら、来年はパクスで種を配布できればと思います。

 

 

◆アロマ&美容鍼灸ルーム便り~18 ニキビ用オイル   森麗美

今回は突然のポツンを落ち着かせてくれるニキビ用オイルを紹介します。

ティートゥリーの殺菌効果とラベンダーの消炎作用はニキビのケアにピッタリ。

この2つの精油は元々少量なら直接肌に付けても大丈夫なので、濃いめに作っても刺激がありません。

ただし、念のため濃いめに作った場合はニキビの部分だけに付けるようにしてくださいね。

どちらも香りは強めです。ベースオイルは予防効果のあるホホバオイルがお勧めです。

〈材料〉
ホホバオイル  小さじ5
ティートゥリーの製油  5滴
ラベンダーの精油  5滴

〈作り方〉
3種類の材料をよく混ぜて瓶に保存します。日光や空気に触れると酸化しやすくなりますのでご注意下さい。

生理前の肌荒れが気になる方は是非お試しください!

 

アロマ&美容鍼灸ルーム

 

◆小さなしあわせ~17 父の日編   寺田薫子

もうすぐ父の日ですね。母の日に比べて、毎年控え目な父の日です。。。。

我が家も母の日に何もないとなんとなく気まずそうにして、言い訳らしきものを口走ったりしますが、父の日に関しての意識はかなり低いです。。

かわいそうなお父さん。笑

でも、我が家のお父さんは単身赴任中なのですが、先日、息子の誕生日にお祝いメールを送ったら、ありがとう。自分はちゃんと頑張っているから大丈夫。だからこちらのことは心配しないで仕事に励んで下さい。

と返ってきたから驚いた!と私にメールが来ました。

「励んで下さい」は、年上の人に対する言葉ではないよね。と思ったけれど、夫は、甘えん坊だった息子がそんな事を言うぐらいに成長したことをとても喜んでいるようでした。

お父さんというのは、心配性のうるさいお母さんに比べて、静かで目立たないけれど、子どもの成長と幸せを控え目に、でもとても深く祈ってくれている存在なのかも知れませんね。

父の日。私も息子を見習って、父に、近況報告と優しい言葉のプレゼントでもしようかな。

きっと喜んでくれるような気がします。

 

 

◆ちょっと道草~1 花の名前  鈴木英理子

息子が歩けるようになったので、よく外に連れ出すようになりました。

 

しゃがみこんでは草花をいじったりしていますが、「お花ね、お花」と、全部「お花」とひとまとめ。

 

私は全くと言って良いほど、草花の知識がありませんでした。これではあまりにも酷すぎる・・・。

 

そう思って図書館で草花図鑑などを読むうちに少しずつ草花の名前を覚え、雑草も可愛らしく思えるようになりました。

 

皆さんも一緒に草花の名前を覚えてみませんか?そして、せかせかせずにのんびりと散歩をしてみましょう。今ご近所に生えているものばかりを集めてみました。

 

ナデシコ
ナデシコ

 

〇ナデシコ

 

隣の方が息子に渡してくれたのですが、名前が出てこなくて・・・。これがナデシコなんですね。お恥ずかしい限り。

 

タチアオイ
タチアオイ

 

〇タチアオイ

 

畑の中で、木のように真っ直ぐ伸びて、大きな花が沢山付いていました。とっても目立ちますね。

 

私が育った都内では見かけたことはありませんでした。のほほんとした湘南ならではなのでしょうか。

 

四季咲きモクセイ
四季咲きモクセイ

 

〇四季咲きモクセイ 

 

子どもの頃は「ライポンの木」と呼んでいました。

 

刺さない蜂・ライポン(正式にはコマルハナバチと言うみたいですが、東京都大田区、目黒区、品川区あたり限定でライポンと呼ばれていたようです)が集まっていましたが、今は数が減ってしまって見かけなくなりました。

 

キンモクセイのように強い香りがするので、この香りで昔の記憶が蘇ります。

 

シロツメクサ
シロツメクサ

 

〇シロツメクサ

 

四つ葉のクローバーって見つけたことありますか?今まで何度も挑戦しましたが、見つかりません・・・。

 

パクスの立て看板にもクローバーが描かれています。皆さんはその中の四つ葉のクローバーは見つけましたか?

 

 

 

◆健・美のための食材豆知識~2 メロン  皆藤聡美

先日、私は地元の茨城県に帰りました。私が住んでいるところは海が近く、夏になると各地方から多く海水浴、サーフィンといった海を求める人達で賑わいます。

 

そして畑もたくさんあります。家と家の間は広大な畑といった感じで私自身も小さい時はよく畑で遊んでいました。

 

茨城といえば?なかなか思い付かないのが現状です(笑)しかし、茨城には美味しい食材がいっぱいあります!

 

この時期一番人気はメロンです。

 

メロンといえば北海道の夕張メロンが有名ですが、近年茨城はメロンの生産量日本一となっています! 種類はアンデスメロンとクインシーメロンがあります。

 

アンデスメロンの由来は「安心です メロン」、クインシーメロンら「queen healthy melon」だそうです。今一番美味しい時期なので見かけたら是非お試しください!

 

 

【メロンの成分・効能】
・メロン(実)の主成分は ショ糖、ブドウ 糖、果糖などの糖類と カリウム。

 

・果肉に は、食物繊維のペクチンが多い。赤肉メロンの場合カロテンが多い。

 

・スイカと同様に水分が多いウリ科の植物であ り、体内の塩分(ナトリウム )を排泄させるカリウムが多く含まれ、腎臓病や高 血圧の予防・体内温度を下げる成分も含 まれており、夏バテによる食欲不振の予 防も、効果的である。また、解毒作用も あり、リューマチや神経痛の痛みやしびれの予防にも効果的である。

 

・ククミシンというたんぱく質 分解酵素を 多く含むため、多量に食べると口腔内が ピリピリと痛みを生じ、まれに出血する 場合もある。収穫後、熟成するにつれ、分解酵素が増加する。熟成期を極度に過ぎたものには、甘さよりも苦味が生じる。

 

 

茨城のメロンはかなり甘いのでおすすめです。食べ頃はメロンのお尻の部分を押してみて少し凹むくらいです。まだ中が固いとへこみません。お好みにより熟した方が良いのであればさらに様子をみてください。

 

 

【編集後記etc

〇6月号は私事でバタバタして少し発信日が遅れてしまいました。来月はどうかな。のんびりお待ちください。

 

〇鈴木先生が復帰し、新しく皆藤先生が加わったので、月刊*パクスのボリュームが出てきました。どうぞ、時間のある時にちょこちょこ読んでください。

 

〇あっという間に梅雨が終わり夏が来そうですね。梅雨対策夏バテ対策をしっかりして、晴れやかな日々を過ごしてください。

 

〇恒例のパクス七夕飾りをしています。来院の際に短冊に願い事を書いてみてください。

 

〇毎年恒例の我が家の朝顔の栽培。昨年は種を植えたものの、その成長も花も見れませんでした(/_;)今年は朝顔と一緒に、家族みんなで夏を過ごせそうです。ただただ、それだけで幸せですね。ありがたい。