◆月刊*パクス9月号

【2012年9月号目次】

 

■おすすめ

 『がん治療と東洋医学…本の紹介』栄島英剛

 

■からだのふしぎ

 『モスキート音』 坂東臣政

 

■アロマ&美容鍼灸ルーム便り

 『美容鍼灸のご紹介』 寺田薫子

 

■からだがよろこぶレシピ

 『蒸しなすの梅あえ』 吉井まゆこ

 

■美容豆知識

 『メーク前の汗対策』 森麗美

 

■編集後記&お知らせ

 

 

◆おすすめ~5 がん治療と東洋医学…本の紹介   栄島英剛

著者:小髙修司 出版:講談社
著者:小髙修司 出版:講談社

がん治療に鍼灸や漢方治療などの東洋医学が有効だということをご存知ですか?

 

化学療法、放射線治療の副作用の軽減、術後の体力回復、癌性疼痛(痛み)や浮腫(むくみ)の軽減・改善、再発や二次癌の予防、小児がん治療後の晩期合併症の予防・軽減など様々な症状に有効です。

 

そして、何より鍼灸治療などでリラックスしてストレスを軽減していくことは症状の安定、改善に繋がり、QOL(生活の質)も高まります。当治療室でも往診治療を主として癌治療に取り組んでいます。

 

今回ご紹介する本、『身体にやさしいガン治療』癌発生のメカニズムや治療方法やその進め方などについて、心と身体を一つのもの、病を人間全体のものとして考える東洋医学の視点で書かれている一冊です。

 

癌治療に携わったり、東洋医学的な癌治療に興味のある医療従事者の方にも勉強になる一冊だと思います。

 

著者の小髙修司先生は、国立がんセンターで外科医だった医師で、漢方医学会や漢方医学の癌治療において日本の第一人者です。

 

 

 

◆からだのふしぎ~12 モスキート音   坂東政臣

皆さんモスキート音ってご存知ですか?

 

少し前に話題になった若者にのみ聴こえる音のことです。

 

キーンとした耳障りな音で、聞き続けると不快感を感じるため、公園やデパートの前などにこの音を出す装置を設置し、たむろする若者を撃退?する試みも行われています。この音は高周波と呼ばれ、簡単に言うと高い音ということです。

 

それではなぜ高い音は若者に聴こえて、中高年になると聴こえないのでしょうか?

 

その理由は音を感知するシステムにあります。

 

そもそも、音を感知するのは耳の奥にあるカタツムリのような器官、「蝸牛」に存在する「有毛細胞」です。音=空気の振動が発生すると、その振動が鼓膜などの器官で増幅され、最終的にこの有毛細胞を振るわせ音を感じることができます。有毛細胞はピアノの鍵盤みたいに耳の入り口から高い音、奥に行くほど低い音を感じる細胞と順番に並んでいて、それぞれの細胞は特定の音に反応します。

 

この有毛細胞、加齢に伴って少しずつ壊れていくのですが、その際耳の入り口側から徐々に壊れていきます。そのため、年をとると高い音から聴こえにくくなるという訳です。

 

高齢の方がだんだん耳が遠くなるのは自然なことですが、聴こえる・聴こえないは音の大小ではなく、音の高低に左右されるということです。

 

モスキート音はインターネットで検索すると、その音を聴くことが出来るサイトが沢山あります。

 

先日試してみたのですが、僕は「31歳~40歳までの人なら聴こえるレベル」はリギリ聴こえましたが、10代、20代の人が聴こえるレベルの音はまったく聴こえませんでした…

 

今年35歳なので当然といえば当然ですが、人によっては50代の方でも20代のレベルの音が聴こえるようです。

 

自分には聴こえない音が、他の人には聴こえるというのは不思議なものですね。

 

また、有毛細胞は大きな音にさらされると破壊が早く進むと言われています。ヘッドフォンの音量は控えめにしたほうが良さそうです。

 

 

 

◆アロマ&美容鍼灸ルーム便り~11 美容鍼灸のご紹介   寺田薫子

いずれにしても、リラックスして心地よく受けていただくことが何より大切です。
 

アロマ&美容鍼灸ルームでは使い捨ての細く短い鍼を使用し、安全で快適な施術を心がけています。また、快適な環境をご提供できるよう、スタッフ一同、これからも努力してまいります。(当ルームの美容進級説明ページはこちら

 

お気づきの点がございましたら、ご指摘いただけましたらたいへん嬉しいです。また、まだ当ルームをご利用頂いていない方は、是非この機会にご利用ください。

 

どうか、これからもアロマ&美容鍼灸ルームをよろしくお願いします! 当ルームは、美容鍼灸、アロママッサージ、骨盤温灸セラピー、酸素カプセルなど様々な施術メニューで悩める女性、疲れた女性をサポートしています。

 

 

 

ハリウッドスターや、欧米のセレブにも大人気の美容鍼灸ですが、どういう仕組みで効果があるのかをご存じですか?
 
お顔への鍼は、真皮に働きかけます。真皮はほとんどがコラーゲン繊維からできていますが、年齢と共に減少し、固くなり弾力を失うと言われています。

 

美容鍼灸は表皮だけでなく、刺入しますので、その真皮にまで働きかけることができるのです。
 
西洋医学的の解釈では、お顔に鍼をさすことは、真皮組織に微量の外傷や炎症を起こすことでもありますので、その傷を治そうとして身体の自然な働きとして、その部分への血流量は多くなります。

 

ハリ、艶、しわ、たるみ、くまなどに対して、血流量の増加は、お肌の新陳代謝を活発にし、また免疫作用が高まることにより、皮膚の再生を活発化させ美容に効果がある。という解釈です。
 
また、東洋医学では、お肌の調子はお身体の内面を映し出す鏡のようなものとされています。

 

一般の鍼灸治療でも触診といって、患者様の皮膚の状態については、丹念に診させていただきます。お顔にもお身体と関係するツボがたくさんございますので、鍼をすることで、お顔だけではなく、全身に良い影響を与えることができるのです。それにより女性ホルモンが活性化し、美顔につながる…ということです。
 

◆からだがよろこぶレシピ~8 蒸しなすの梅あえ   吉井まゆ子

まだまだ残暑厳しい9月ですが、朝晩は少し涼しい空気を感じられるようになってきました。過ごしやすくなってきたとはいえ、身体に夏の疲れがどっぷり溜まってはいませんか!?

 

秋口にきちんといたわっておきたいのは「胃腸」です。

 

夏の冷たいもののとりすぎで胃腸の力が弱り、便秘になっている方も多いと思います。これから気温が下がっていくこの時期、胃腸の調子をきちんと立て直しておくことが大事です。

 

まだまだ暑い9月ですが、冷たい食べ物やエアコンに頼らず、クールダウン効果のある食材「なす」で、健やかに涼んではいかがでしょう。

 

なすは清熱解毒、または血の流れをなめらかにしてくれます。余分な熱を冷やして血液循環を改善するので、高血圧や動脈硬化、のぼせ、炎症の改善、夏バテの解消などに効果があります。

 

ただし、冷え症の方はあまり多食しないよう気をつけてくださいね。

 

 

<蒸しなすの梅あえ>

 

材料:
なす小3個 梅干し大1個 白味噌、すりごま(白)各大さじ1

 

作り方:
1.なすは両端を切って皮をむき、耐熱皿などに並べてラップで覆い、電子レンジ(600W)に3,4分かける(または蒸し器で10分ほど強火で蒸す)。
2.竹串がスッと入れば取り出し、冷めたら水気をきり、手で細かく裂く。
3.梅干しは種を除いて細かくたたき、白みそ、すりごまと混ぜてペースト状にする。
4.2のなすを3のペーストであえて出来上がり。

 

 

秋はもうすぐ!残り少ない夏を、元気に乗り切りましょう。

 

 

 

◆美容豆知識~2 メーク前の汗対策   森麗美

9月に入っても暑い日が続いていますね。

 

朝、メイクをしていると顔から汗が出て、ファンデーションがよれて困ることってありませんか?

 

今回はメイクをしている時の汗を簡単に防ぐ方法をご紹介します。

 

なんと簡単!首の後ろを冷やすだけです。アイスノンやクールジェルシート、濡らすだけで冷えるタオルをなどを使います。みるみる汗が引いて行くのがわかると思います。

 

首の後ろは太い血管が集まっている部分なので、ここを冷やすと効率的に体温を下げることができます。是非お試しください。

 

 

 

【編集後記】

 

◎夏から秋にかけてのケアはこちらを。秋の疲れ解消のための東洋医学的養生です。

 

◎私事ですがパクスを離れて6カ月。横浜に帰ってきました。今後も当分の間、臨床の場に立つことはお休みさせて頂くことになりました。(参照ブログ:ご報告とご挨拶

 

◎次号から私(湯浅)も原稿を書こうと思っています。

 

ゆあさ