◆月刊*パクス2月号

【2012年2月号目次】

 

■はりきゅうステーション

 『漢方薬について』栄島英剛

 

■からだのふしぎ

 『人にはなぜ骨があるのか』坂東臣政

 

■月刊*この人

 『求人におけるパクススタッフ像』湯浅佳子

   

■アロマ&美容鍼灸ルーム便り

 『精油の使い方』鈴木英理子

   

■小さなしあわせ

 『両親の銀婚式編』寺田薫子

 

■からだがよろこぶレシピ

 『菜の花のくるみ和え』吉井まゆ子

 

■編集後記&お知らせ

 

 

◆はりきゅうステーション~8 漢方薬について   栄島英剛

今回は東洋医学の治療法の一つで漢方薬での治療(湯液…とうえき)について記そうと思います。

 

漢方薬に馴染みの無い方でも葛根湯(かっこんとう)ぐらいは聞いたことがあるのではないでしょうか?葛根湯は漢方の処方のひとつです。

 

漢方薬には煎餌薬(せんじやく)とエキス製剤があります。

 

煎餌薬というのは草根木皮(そうこんもくひ)を一定の水量で煎じ煮つめ、その煮出したものを飲むものです。

 

エキス製剤はその煎じ煮つめたものを凍結乾燥させたものです。一般の薬局で販売されているのがエキス製剤で、コーヒーで例えるならインスタントコーヒーにあたります。やはりエキス製剤は、煎餌薬に比べて効き目は弱い(シャープでない)と私は思います。

 

当然、外出先で服用するのはエキス製剤が便利です。煎餌薬とエキス製剤をうまく使い分けてください。

 

 

◆からだのふしぎ~9 人にはなぜ骨があるのか   坂東政臣

私たちの体の中には

約200個の骨が存在しています。

 

皆さんは骨と聞くと硬い、無機質なイメージを持たれると思いますが、実は骨は生命を維持するための重要な器管であることをご存知ですか?今日はそんな大切な骨について、お話します。

 

骨には様々な働きがあります。例えば体の形を維持する支柱になったり、筋肉によって動かされて体の運動を行ったり、硬い骨格は脳や内臓など重要な器管を守ってくれたりしています。

 

また、骨は中にカルシウムを貯え、骨の中にある骨髄では血液がつくられています。

 

 

このように、骨は私たちの体にとって必要不可欠なものです。

しかし、私たち生命は最初から骨を持って生まれてきたわけではありません。

 

私たちの遠い祖先、地球最初の生命は約38億年前に海の中に誕生しました。最初の生命は小さく原始的な単細胞生物でしたが、それ以来、生物は海水中の豊富なカルシウムを生命活動のために必要な物質として使ってきました。カルシウムは、生命活動のための多くの機能に関与しており、その重要性は38億年たった現在でも変わっていません。

 

その後、生物はより複雑な多細胞性物に進化し、それとともに海水中から得ていたカルシウムを体内に貯蔵する必要が生じました。より多くのカルシウムが必要になったのです。そこで、カルシウム貯蔵庫として骨が誕生しました。

 

 

つまり私たちの骨は、

海を詰め込んだ生命維持装置とも言えます。

 

やがて生物が魚類から両生類や爬虫類のように陸に上がるようになると、重力に対抗して体を支える支柱が必要となり、カルシウムの硬い性質を利用した丈夫な骨格が形成されるようになりました。

 

このように、骨はそもそもは生命活動の維持に必要なカルシウムの安定供給のために作られた器管であり、血液中にカルシウムが多いときは骨に貯え、血液中のカルシウムが不足すると骨からカルシウムを放出するという大切な働きから発生したのです。

 

私たちの骨の中には海が貯えられている。そう考えると、体の成り立ちの不思議さをひしひしと感じます。

 

 

◆月刊*この人~6 求人におけるパクススタッフ像   湯浅佳子

鈴木先生が1月から産休に入ったことで、パクスは現在、「スタッフ募集中」です。今回の『月刊*この人』は、パクスのスタッフ像について書いてみようと思います。

 

鍼灸治療院を開業するまでは、アルバイト、就職活動…など自分自身は「求人される側」でした。「求人を行う側」、人事をするのは開業してからです。

 

人事の感想は…大変だなぁということ。短い時間でその人の個性、長所や欠点、パクスのスタッフとして合っているのかなど様々な「評価」を良く皆さんやっているなぁ…と思いました。

 

求人を始めたころは、向上心があって、勉強熱心で、鍼が大好きで、治療に真摯に取り組める、パクスらしい柔らかで朗らかな協調性があること…なんて色々考えていましたが、最近これらの条件は一言で表現できるなぁと思いました。

 

それは、『何より性格が良いこと』という、とっても簡単でストレートな言葉です。

 

私の『性格が良い』…というイメージは、明るく、朗らかで、ユーモアがあり、人のことを思い、真っ直ぐである、ということ。人としてとても重要なことです。

 

もちろん、人それぞれの個性(良くも悪くも)はあると思います。その個性の中心・根本に、それ(性格の良さ)がある人はやはり本当の意味で人から信頼され、頼りにされると思います。それは治療家としてとても重要なことです。

 

そんな人材が欲しいし、私もそういう人になりたいと思っています。 もちろん、現パクススタッフは皆そんな人たちです。

 

 

追記:この『性格が良い』という言葉は、最近別件(別の仕事)で「この人たちの中から、あることを誰にお願いしようか」という状況があり、その中である方から出てきた言葉です。

 

その時「なるほど!」と思い、これはパクスにおいても一緒だと思ったのです。

 

 

◆アロマ&美容鍼灸ルーム便り~9 精油の使い方   鈴木英理子

今年のお年賀で今年は精油の小瓶をプレゼントしました。

 

既に精油を持っている方も沢山おられましたが、初めてで、どうやって使うのかわからないという方もおられました。なので、今回は精油1本あればできる簡単な使い方をお伝えします。

 

※精油は原液のままでは刺激性がありますので、皮膚に直接つけられません。付いてしまった場合は、よく洗い流してください。

 

 

1.  ティッシュやコットンにたらす

 

ティッシュやコットン、またハンカチなどに、
2~3滴たらして、ゆっくり深呼吸してみてください。

 

2.カップにたらす
 
使わなくなったマグカップなどに、熱湯を注いで、
精油を2~3滴たらします。

顔を近づけて嗅ぐと刺激が強すぎることもあるので

気をつけて行ってください。

 

3.アロマバス

 

入浴の際、湯船に2~4滴たらして、よくかき混ぜます。

 

4.フットバス

 

大きめの洗面器に、やや熱めの温度のお湯を張り、
精油を2~3滴入れて、よくかき混ぜてから足をつけます。

 

5.マスクにつける


マスクの端っこ(お顔に触れない場所)に1滴つける。

ペパーミント、ユーカリ、ティーツリー、レモンなどがオススメです。

 

 

 

*その他わからないことがあれば、お気軽にアロマ&美容鍼灸ルームのスタッフまでお問い合わせください♪

 

 

 

◆小さなしあわせ~8 両親の金婚式編   寺田薫子

実家の両親の金婚式のお祝いで、家族揃って中華街に食事に行きました。

 

結婚生活50年とはすごいです。

大先輩です・・・。


毎年、結婚記念日には、奥様にシャンパンを買って帰る。という愛妻家の方に、

「結婚とは?結婚ってなんだと思われますか?」
と、先日ふと聞いてみましたら、

「うーん。長い人生の中、共に楽しむことのできる最高の友人を得られること。かなぁ?」
と、答えてくれました。

 

そのご夫婦にはお子さんがいらっしゃらず、お2人でいろいろな所を旅したり、共通の趣味を楽しんだりされています。

 

 

また、お子さんが3人いらっしゃるあるご夫婦は、

「そうねぇ。戦友かしら。苦労を分かち合いながら、子どもを育て家庭を築いていく最高のパートナーだわ」

と、答えてくれました。

 

お2人とも結婚生活の先輩です。

 

私はと言うと、両親や先輩に比べ、私達夫婦はまだまだキャリアが浅いですが、、、

最近は・・・・
「とにかくさ。。。お互い、なんだかんだとお疲れさまよね。。。

とりあえず、ありがとう。」
というような心境になってきました。

 

ちょっとは、結婚生活キャリアの中堅どころになれたかでしょうか・・♪(笑)

 

両親も若い頃は、ケンカするほど仲が良い。を地で行っていたようなカップルでしたが、最近は、相手の欠点を責めることもすっかりなくなり、互いに労わりあうかの様子が微笑ましいです。

 

京都に単身赴任中の夫も、わざわざ来てくれたので賑やかな会になりました。

 

しかし、、、彼は、「お祝いやから買ってきたんや」とお漬物をぶら下げて帰ってまいりました。もちろん。「金婚式のお祝いに漬物~????」の文句はぐっと飲み込み、、、こっそり花束を買いに走りました。


色とりどりの小さな春の花。それぞれとても個性的。。でも集まるとこんなに綺麗です。家族も1人1人が違うから、ぶつかることもあるけれど、それでも集まることはヨイことですね♪

 

 

◆からだがよろこぶレシピ~7 菜の花のくるみ和え   吉井まゆ子

相変わらず寒い毎日が続きますが、皆様、元気にお過ごしでしょうか?

 

もう2月も半ば!立春を過ぎ、寒さが明けてほんの少しずつ春に向かい始めています。スーパーには春の野菜もちらほら。気持ちも何だかほころびます。

 

とはいえ、まだしばらく続く寒さや冷えに体調を崩しがちなこの時期‥。そんな季節にピッタリの今月のレシピをご紹介します。

 

今回は「くるみ」です。

 

パンやお菓子、もちろんそのまま食べてもおいしくいただけるくるみ。実は中国医学において、すごく沢山の効能があるとされています。

 

性質としては温性で身体を温め、主に中医学でいう「腎」に働きます。解りやすく言えば腎は”生命力”。体力のない人や脱力感を感じる人、足腰の弱い人などにおすすめです。

 

また腎には発育や成長、また老化をつかさどる働きもあります。体力精力をつけたり、お肌や髪の老化を助けるような嬉しいアンチエイジング効果があります。

 

さらに腸を潤す効果を持ち、便秘にも作用します。逆に下痢気味の時はあまり一度に摂りすぎないほうが良いでしょう。

 

 <菜の花のくるみ和え>

 材料:
・菜の花  約150g
・くるみ  30g
・砂糖  大さじ1
・醤油  大さじ1/2
・酒 大さじ1


 作り方:
1.菜の花をたっぷりのお湯でさっと茹で、水にさらしてしっかりと絞り、食べやすい大きさに切る。

2.くるみは半分は包丁で粗めに砕き、もう半分はすり鉢でする。

3.すったくるみに調味料をあわせ混ぜる。

4.菜の花とくるみを和えたらできあがり。

 


ちなみに、今回取り合わせた「菜の花」もまた温性で、身体を温める食材です。むくみをとったり、解毒作用があり、産後の不要な血の滞りを取り除く働きもあります。

 

栄養素としても鉄分が豊富なので、産前産後どちらにも向いている食材と言えそうです。献立に一品そえて、春の訪れを感じてみてくださいね。

 

 

【編集後記&お知らせ】

 

スキンタッチ教室・よこはま有志の親子スキンタッチ教室が3月にパクスにて開催されます。東洋医学をもとに考えられた乳幼児のセルフケアです。どなたでもご参加できます。

 

〇パクス・テルレーナ治療室ホームページ全面リニューアルに伴い、不妊治療専門のサイトが完成しました。また、総合サイトのリニューアル・完成は3月上旬の予定です。

 

アロマ&美容鍼灸ルームのトップページデザインも今春頃リニューアル予定です。

 

〇今回の『アロマ&美容鍼灸ルーム便り』は2月から産休に入った鈴木先生に最後に書いてもらいました。鈴木先生の挨拶はこちらへ。アルゼンチンタンゴについては興味津々ですが、まだ詳しく聞けていません・・・。

 

〇パクススタッフに研修中の森麗奈先生が加わりました。パクス受付などの院内業務や付属のアロマ&美容鍼灸ルームでの研修を行っています。次回号から登場予定です。アロマ&美容鍼灸ルームでの森先生の紹介はこちらをご覧ください。

 

〇インフルエンザが流行しているようです。パクスに来る子どもたちやママから学級閉鎖の話を良く聞きようになりました。東洋医学的なインフルエンザ予防対策はこちらをご参照ください。

 

〇花粉症対策はこちらです。事前にやっておくと症状悪化は予防できます。

 

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