◆月刊*パクス・・・2011年5月号

【2011年5月号目次】

 

■はりきゅうステーション

 『鍼の種類』栄島英剛

 

■からだのふしぎ

 『笑いは百薬の長』坂東臣政

 

■月刊*この人

 『吉原毅さん』湯浅佳子

 

■パクスあれこれ

 『パクスクラブ』湯浅佳子

 

■アロマルーム便り

 『アロマで応急手当て』鈴木英理子

   

■小さなしあわせ

 『命名の由来編』寺田薫子

 

■自己紹介

 『自己紹介』吉井まゆ子

 

■おすすめ

 『本』栄島英剛

 

■編集後記&お知らせ

 

◆はりきゅうステーション~3 鍼の種類

 今回は鍼を紹介します。当治療室が使用する代表的なものを4つ紹介します。

 

 

写真の鍼は、太さ0.18mm、長さ1cmのものです。
写真の鍼は、太さ0.18mm、長さ1cmのものです。

■ 豪鍼(ごうしん)

 

大人やじっとすることのできる子ども(小学生以上ぐらいで希望する場合)に刺す鍼です。 1番よく使う鍼です。

 

鍼を刺して10分~20分ぐらい、そのままリラックスしてもらいます。 (身体の状態によって時間は各自異なります)

 

太さは0.10mm~0,20mm、長さは1cm~4cmです。

■ 灸頭鍼(きゅうとうしん)

 

豪鍼の上部に直径約2cmの球形のもぐさをひっつけます。伝導熱ではなく輻射熱で体を温めます。

 

ポカポカと温かくとても気持ちの良い鍼(灸)です。

■ 堤鍼(ていしん)

 

これは刺さない鍼で皮膚に接触させる鍼です。材質は金、銀などから作られています。

 

イメージとしては 、皮膚表面をツンツンとしたり、気持ちを込めて皮膚に当てます。

 

主に乳幼児や妊婦、体力が落ちている方等に使用します。

■ 打鍼(だしん)

 

先のとがっていない鍼をおなかに当て、鍼の上端を木槌でトントントンと叩きます。

 

かすかな振動でおなかのツボ(反応)のバランスを整えていきます。

 

良い音がして、おもしろいのか赤ちゃん、子供に人気です。逆子の治療にも使用することがあります。

 

担当:栄島

 

◆からだのふしぎ~3 笑いは百薬の長

皆さんは普段良く笑いますか?

 

世界には昔から笑いと健康・幸福に関する諺が沢山あります。

 

日本でも「笑いは百薬の長」といいますが、最近の研究で笑いがもたらす効果が科学的に解明されてきました。

 

今回はそんな笑いの効果についてお話します。  

 

 

例えば笑いと免疫について。


若い人でも、健康な人でも、私たちの身体の中では1日約3000~5000個のガン細胞が発生しています。

 

しかし、私たちが生まれつき持っているNK細胞がガン細胞を破壊しているおかげで、ガンにおかされずにすんでいます。

 

このNK細胞の働きが弱まると発生したガン細胞を殺しきれずにガンが発病します。

 

このNK細胞と笑いの関係を調べた実験によると、漫才や喜劇などを見て3時間くらい笑った後では、笑う前と比べてNK細胞の働きが活発になっていることがわかりました。

 

つまり、笑いにはガンに対する抵抗力を高め、免疫系を正常化させる効果があるということです。

 

ちなみに、面白くなくても作り笑いをした時の免疫への影響も調べられましたが、作り笑いでも免疫力が強くなることがわかっています。

 

 

笑いの効果については他にも多くの実験結果が

出ていますので、いくつかあげてみます。


◎リウマチなどの自己免疫疾患に対して、多くの人が関節の痛みが和らいだ。

 

◎笑うと交感神経と副交感神経のバランスが整えられるため、高血圧や心筋梗塞といった生活習慣病の予防と改善に役立つ。

 

◎ストレスホルモンの分泌が少なくなり、ストレスによる症状・疾患が軽減する。

 

◎大笑いすると腹筋や横隔膜が鍛えられ、排便が楽になり便秘の解消につながる。

 

◎笑いによって血糖値の上昇が抑制され、糖尿病に効果がある。

 

◎笑うことで、ホルモンのバランスが良くなり、肌がキレイになる・・・などなど。

 

 

ある研究によれば、苦々しい顔で食卓についた時と、笑顔で食卓についた時では、食物の消化率が10%以上も違ってくるそうです!

 

お母さんやおばあちゃん、お父さんやおじいちゃんなど大人がいつもニコニコして子供に料理を出せば、食卓の雰囲気は明るくなり、子供はスクスク元気に育ちます。

 

 

笑うことって本当に

良いことずくめですよね。

 

嬉しい時の笑顔はもちろんですが、嫌なことや悲しいことがあっても、それを乗り越えるために、笑顔でいようと思います。

 

担当:坂東

往診部門HP

 

◆月刊*この人~3 吉原毅さん

 

吉原毅(よしわら つよし)さんを

ご存知ですか?

 

福島原発の事故の後の2011年4月8日、城南信用金庫はホームページ上に「原発に頼らない安全な社会へ」というメッセージを掲載。

 

省電力と省エネルギーのための設備投資の支援など脱原発のための自社の様々な取り組みを記して話題になりました。

 

 

吉原毅さんは、

その城南信用金庫の理事長です。

 

youtubeにアップされた彼のメッセージに感銘を受け、口座を開く人が増えたそうです。 私もその一人です。(私の場合は近所に支店がなく、まだ忙しくて口座は開けていませんが)

 

それぞれの企業が、目先の利益や自分たちの利益だけにとらわれず、社会の中でどうあるかを考え、人や社会と繋がって経営を進めていくことはとても大切なことだと私は思っています。

 

そのことは、私がこの小さな治療室を運営する中でも常に考えていることです。そのお手本の一つを見せて頂いたような気がします。

 

 

「原子力に頼らない安全な社会」を作っていくために何ができるのか。

 

パクス・テルレーナ治療室は小さな治療院ではありますが、自分たちのできる小さなことから模索、実践していきたいと思っています。 

 

ポチッとな
ポチッとな

 

目の前の患者様の健康と、

その患者様一人ひとりの健康が

保たれるための社会とは。

 

そのためにパクスができることは何か。

 

それらのことを私たちは常に考え、歩んでいきたいと思っています。 

 

担当:湯浅

 

◆パクスあれこれ~3 パクスクラブ

 

以前より皆様にお知らせしている『パクスクラブ』の紹介です。

 

パクスクラブとは、パクスの患者様で、鍼灸治療をうけながら、AIH、IVF、ICSIなどの不妊治療を経験してお子さんを授かった方々のための支え合いサークルで、2011年5月より発足します。

 

色んなテーマをもうけて、楽しく自由に、そして気軽に集まれる会にしようと思います。この会のパクス担当スタッフは鈴木と湯浅です。

 

 

【ゆる~く楽しく集まりましょう】

 

月1回ほどパクスに子連れで集まり、子育ての情報交換やちょっとしたお悩み相談などをお茶でも飲みながらゆる~くおしゃべりするサークルです。

 

また、不妊治療を経験したからこその子育ての悩みも共有できたらと思っています。

 

 

【これからママになる方、現在治療中の方 もご参加ください】

 

参加者のママたちから不妊治療について、病院選びについて、鍼灸治療について、子育てについてなど色々と話を聞いてみたい言う現在不妊治療を受けている未妊の方や不妊治療経験者で妊娠中の方も随時ご自由にご参加ください。

 


【第1回目の開催は・・・】

 

2011年5月30日(月)

午後1時30分~2時30分(悪天時中止)

 

申込み方法、その他詳細はパクス交流広場をご参照ください。

 

皆さんとても興味をもたれているようで、参加希望者も集まり始めました。まずは楽しくお話や情報交換ができればと思っています。お気軽にご参加くださいね。

 

担当:湯浅

◆アロマルーム便り~3 アロマで応急手当て

 

ゴールデンウィークは過ぎてしまいましたが、暖かくなり、いよいよレジャーシーズン到来ですね。

 

アウトドアのレジャーは楽しいけれど、ちょっとした危険が付き物のこともありますね。

 

そこで今回はアロマを使った応急手当てをご紹介します。 アウトドアにもアロマをご活用ください!

 

 

 

①傷の洗浄、消毒 【ラベンダー1滴、ミネラルウォーター100ml】

・・・販売しているミネラルウォーターのボトルにラベンダーを入れ、よく振り、直接傷を洗い流します。

 

②すり傷 【ラベンダー1滴】

・・・ラベンダーの原液をそのまま傷につけます。また、絆創膏にも精油を付けると効果的です。

 

③やけど 【ラベンダー2滴】

 ・・・氷水にラベンダーを入れて、患部を浸します。ヒリヒリ感を鎮め、水疱を出来にくくしてくれます。

 

でも、ちょっとした小さなやけどに限ります。大きなものは病院で治療を受けてください。

 

 

【その他注意事項】

 

①傷に直接使用するので、精油は真正ラベンダー(ラベンダー・アングスティフォリア)を使用してください。

 

②これはあくまで応急手当てです。大きな怪我の場合はきちんと治療を受けましょう。

 

担当:鈴木

アロマルームHP

 

◆小さなしあわせ~3 命名の由来編

 

2010年度の名前ランキングを調べてみました。

 

男の子は『大翔』くんが4年連続!女の子は『さくら』ちゃんが6年ぶりにトップ!

 

日本経済においては、円高・株安の進行や就職内定率が就職氷河期を下回る等、依然冬のような閉塞感が漂う時代だからこそ“将来に向かって大きく羽ばたいてほしい”、女の子は“満開に咲く桜のように人を幸せにする人になってほしい”との親の願いが強く反映(明治安田生命調べ)だそうですが・・・いかがでしょう?

 

皆さんはご自分のお名前の由来を

ご両親に聞いてみたことはありますか?

 

自分はといいますと。。。

 

私はこの季節、5月に生まれました。初めての女の子の孫だったので、祖母がとても喜んで、風薫る季節に生まれた女の子。風が心地よく薫るような爽やかな女性になって欲しい。そんな思いを込めて、今は亡き祖母がつけてくれたそうです。

 

躾に厳しい祖母で若い頃は敬遠した時期もありましたが、今も困ったことが起きると祖母のお墓のある方向に向かって自然と手を合わせる・・そんな人です。・・・トイレの神様を地で行ってます(笑)。

 

生命保険会社調べの名前ランキング調べのように、自分への「名前への願い」を聞いてみることは、自分という生まれたばかりの存在が、いかに周囲に「喜ばれ」「祈られ」や「祝福され」ていたことかを知ることができることなのかも知れませんね。

 

 

パクスの皆さんは、ご自分の

「命名の由来」、ご存じですか?

 

はっきり知らない方は、一度、ご両親にお聞きになってみたらどうでしょう?きっと「小さな幸せ」を感じられるのではないでしょうか。

 

また、小さな子のお母さんのパクスの皆さんは、どうかお子さんには折に触れて「命名の由来」を話してさしあげてくださいね。子どももきっと「小さな幸せ」を感じることでしょう。

 

「愛された」という実感は、その子に自信を与え、それを行く道の明かりとし、長い人生、時に成功に喜び、時に失敗に嘆き、幸運に喜び、不運に悲しみ・・・でもいつか、ささやかな普通の暮らしの中で、ふと「大きな幸せ」に気づく日がやってくる。

 

「名前の由来」にはそんな秘密が隠されているような気がします。

 

担当:寺田

 

=*=*= 追記 =*=*=

 

ちなみにですが・・・「風薫る」薫ちゃんの予定だったワタクシですが、なぜか「薫子ちゃん」となっております。。

 

実は、出生届を出しに行った父が・・・

「うーーーん。。。『薫』というのは、男の子にもいるな。間違えられたら可哀想だな。よし!!とりあえず「子」をつけときゃ男に間違えられることはないだろう!」

・・・と思いついて、出生届を提出するまさにその瞬間に、妻にも告げず、名付け親の祖母にも相談せずに、勝手に「子」をつけて届出をした・・・というオチがついてるこのエピソード。

 

なんとアバウトな父らしい・・と、自分の名前を思うたび、愛すべき父のことも思いだすことができます。

 

皆さんのお名前の由来・・・。もし良かったら今度聞かせてくださいね♪

 

◆自己紹介~吉井まゆ子

はじめまして。こんにちは。

また、お久しぶりの方もいらっしゃると思います。

 

この度産休、育休を終え、久々に復帰をさせていただいたスタッフの吉井まゆ子と申します(鍼灸師、あん摩マッサージ指圧師)。

 

ただいま1歳2ヵ月の男の子の育児に追われる毎日です。

 

出産前までは、ウォーキングに映画、ライブへ行ったり旅行をしたりとアクティブに過ごしていましたが、今では毎日がすっかり子供のペース‥趣味と言えるものが何か分からなくなりつつある私です。

 

そんなわけで、息子を一時保育に預けパクスで過ごす時間がすごく新鮮です。 

 

まずは、木曜午前中のみの勤務となります。今後いっそう患者様に喜んでいただけるような治療ができるよう、こつこつと取り組んで参りたいと思っています。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

次号から「からだがよろこぶレシピ」と題して、季節に合った簡単ヘルシーなレシピをご紹介していきたいと考えています。

 

◆おすすめ~3 本

今回お勧めするものは本です。

直接、鍼灸、東洋医学とは関係ありません。

 

 

題名:『超常現象をなぜ信じるのか』

著者:菊池聡

出版:ブルーバックス

 

 

菊池聡先生の講義を聞く機会があり、この本に出会いました。

 

超常現象が存在するとか存在しないとかという本ではありません。人間のものの捉え方、見方、解釈の偏りを 分かりやすく解説しています。

 

「本当に正しいことなのか?」と物事を検証する力(クリティカルシンキング)を身につけることが大切だと分かります。

 

「認知心理学」の本を多く読んだことのある方には知っている内容ばかりかもしれませんが、興味のある方は是非読んでみてください。

 

担当:栄島

 

 

【編集後記&お知らせ】

 

◎5月号の挿絵は何故か月の絵を無性に使いたい気分になりました。だから、月ばっかりです。月、月、月、なんでだろう?? 多すぎですよね(^_^;)

 

◎患者様に配信する前の編集作業の中で、各先生の原稿を読んで楽しい気持ちになったり、なるほどなんて思ったりして、楽しい時を過ごしています。

 

◎5月からあおぞらルーム担当の吉井先生が育休を終えて少しずつ復帰となります。『月刊*パクス』にも今月から原稿を書いてもらうことになりました。

 

◎福島のことを考えると、RCサクセションのサマータイムブルースが頭の中でグルグルと流れてきます。心から安心して妊娠、出産、子育てができる日はいつくるのでしょうか。パクスでは、ブログtwitterで様々な対策をお知らせしていますので、ご覧ください。もちろん、鍼灸治療自体も有効です。

 

ゆあさ

 

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