◆月刊*パクス・・・2011年2月号

【2011年2月号目次】

 

■はりきゅうステーション

 『鍼灸師の資格について』栄島英剛

 

■からだのふしぎ

 『関節ポキポキ音の謎』坂東臣政

 

■月刊*この人

 『Hさん』湯浅佳子

 

■パクスあれこれ

 『パクスの守り神』湯浅佳子

 

■アロマルーム便り

 『お掃除にアロマを』鈴木英理子

   

■小さなしあわせ

 『子どものオヤゴコロ編』寺田薫子

 

■おすすめ

 『寝癖の直し方』栄島英剛

 

■編集後記&お知らせ

 

◆はりきゅうステーション~2 鍼灸師の資格について

【はり師、きゅう師は国家資格です】

 

鍼灸治療を行うには当然資格が必要になります。鍼を行うには鍼師の資格、灸を行うには灸師の国家資格がそれぞれ必要となります。

 

はり師ときゅう師の資格は別物なので、鍼の資格だけ、灸の資格だけしか持っていないという人もいます。パクスに在籍しているスタッフは全員はり師ときゅう師の2つの資格を持っています。

 

 

【専門学校か大学に通う必要があります】

 

はり師、きゅう師の試験を受けるには3年間鍼灸の専門学校か鍼灸の大学に4年間通わなければなりません。そして自動車学校のように座学と実技を両方学んでいきます。

 

 

【資格取得のため、様々な勉強を様々な世代が頑張っています】

 

鍼、灸の実技や東洋医学、経絡経穴学(ツボ)はもちろん、解剖学、生理学、病理学、感染症、消化器疾患、呼吸器疾患、循環器疾患、神経疾患、泌尿器疾患、整形外科疾患、内分泌疾患、小児科疾患、婦人科疾患などの西洋医学的なものも学びます。覚えることも多く、テストテストの日々で結構な勉強量となります。

 

一般的な専門学校と異なり、高校卒業したばかりの学生は少なく、社会人を経験した20代から50代まで様々な年齢層、様々な経験を積まれた方が同じクラスで学びます。

 

  

【国家資格の合格率は】

 

鍼灸の国家試験は4択問題で年に1度あります。ちなみに昨年の国家試験の合格率は、はり師が75.5%、きゅう師が74.9%でした。パクスの優秀なスタッフ坂東先生が教えているの専門学校は何と合格率100%でした。さすが坂東先生!!

 

担当:栄島

 

◆からだのふしぎ~2 関節ポキポキ音の謎

【関節ポキっとしてしまいませんか?】

 

突然ですが皆さんはしゃがんだ時に膝がポキッと音をたてることはありませんか?僕は膝を曲げると必ずポキッと大きな音が出るので、治療中もちょっと恥ずかしい思いをします。

 

指を引っ張ったり曲げたりした時にポキポキ鳴ったり、首を曲げた時にコキッと鳴る音。

 

誰もが一度は経験したことがあるかと思いますが、今回はこの音の正体についてお話します。

 

 

【ポキポキ音の正体は、空気の泡】

 

実はこの音の正体は完全には解明されていないのですが、一番有力なのは関節の中で空気の泡が破裂する時の音という説です。

 

人間の関節はスムーズに動くように、関節液という液体に包まれています。曲げたり伸ばしたりなどして関節に急激に強い力が加わると、この関節液にかかる圧力も急激に変化し、圧力の低い部分では多数の気泡が発生します。この気泡が弾けた際の音が、周囲の骨や腱に反響してポキッと鳴ると考えられています。

 

「泡が弾けたくらいであんな音がでるの?」と疑問に思われるかもしれませんが、これは科学的な実験でも証明されていて、1回関節を鳴らしてしまうとその後しばらくは音が鳴らないのは破裂した気泡の粒が残って新しい気泡が生まれないからなんです。

 

 

 

【ポキポキと鳴らし過ぎは良くないの?】

 

ところでこの関節のポキポキ音、「あんまり鳴らし過ぎるのはよくない」とか、「指などでは関節が太くなる」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか?

 

実はこれは本当の話です。なぜかと言うと、気泡が破裂する時、周りの骨や靱帯を傷つける場合があり、小さな傷であっても繰り返し行うことで関節を悪くしてしまうことがあります。

 

また、私たちの体は傷つけられた組織を修復しようと働くので、関節の組織が増殖して、関節を太くしてしまうこともあります。これが原因で、首の骨なんかでは肩こりがひどくなる場合もあるようです。

 

ポキッと大きな音を鳴らすとスッキリ気持ち良く感じて、癖になっている人もいらっしゃいますよね。(実は僕も背骨を鳴らすのが癖なんですが…)

 

日常生活や運動の際に時々鳴る程度は問題ありませんが、ポキポキ鳴らすのが癖になっている人は、なるべく控えるようにしましょう。

 

担当:坂東

 

◆月刊*この人~2 Hさん

今月の『月刊*この人』はHさん。

 

パクスには長いお付き合いになる患者さんも多くいらっしゃいます。お悩みの症状が改善した後も何か身体に不安なことがあれば来院されたり、体調管理のために通院されたりして、その都度治療をさせて頂いています。

 

Hさんもその一人です。彼女とはもう7年以上ののお付き合いになります。イラストのように明るく元気な雰囲気と細やかな心配りを持たれた女性です。

 

色んな方がパクスに色んな思いを持って通ってくださっています。そんな一人ひとりの方をご紹介することで何か皆様それぞれの心の中に伝わることもあるかと思い、今月号はHさんにインタビューさせて頂きました。

 


【パクスに来院したきっかけは何ですか?】

 

不妊のサイトで鍼が良いという話を知って良いところがないかネットで探していてパクスのことを知りました。ホームページを見てピンときて「ここにしよう!」と決めました。

 

 

【実際に来院してみてパクスはどうでしたか?】

 

不妊のサイトで鍼灸が良いという話は知っていたのですが、実際にどのようなものかも詳しくは分からなかったので、ある意味軽い気持ちで「ちょっと行ってみよう」という感じで治療を受けました。

 

治療を受けた時に足の冷えが辛く、逆に背中はとても熱く逆上せていました。しかし、治療の後にはそれが逆になって、ビックリしたのを覚えています。 

 

 

 

【今はどういった目的で来院されていますか?】

 

パクスに来て授かった子はもう5歳です。息子は自身も風邪をひいたり、落ち着かなくてイライラしたりすることがあればその都度治療を受けています。

 

そして、私自身はハードワークで体調を壊してしまって治療を受けています。その身体の不調も随分落ち着いたので、そろそろもう一人授かりたいなぁという思いもあります。

 

 

【パクスと長いお付き合いになっているのはどうしてでしょう?】

 

パクスだったからだろうと思います。西洋医学の場合は、何か病気になると淡々と症状を説明して、数値を見て薬を処方されるだけ。

 

東洋医学(鍼灸)はじっくり話を聞いてくれ、身体も診てくれて先生がその病の原因を教えてくれます。なんで自分がそういう症状になったか納得できます。

 

そして治療が目の前で見れるし、自分の身体の変化も実感できます。パクスの治療方針やその進め方の流れがとても安心できます。

 

パクスは行くだけで安心感もあり、居心地が良いんです。安心して身をゆだねられる場所です。継続的なお付き合いをすることで身体の変化も分かって(気付いて)もらえて事前事前に予防できます。

 


【このサイトを見ている人に一言お願いします。】

 

パクスにいってみようかなぁ、これぐらいの症状でもいいかなぁと迷っている人がいれば、一度行ってみてください。じっくりと身体と心と向き合って自分の身体の変化を感じ取れる場所だと思います。

 

それと、私もそうですが、何かあったら相談できる場所(先生)、自分のことを分かってくれている場所(先生)を絶対に持っておいたほうがいいと思います。私にとってのパクスのような長い付き合いの出来る場所を。

 

そして、パクスに通う方々。私自身子どもが出来ないことに悩み、流産も経験し、息子のこと、仕事のこと、色々悩みは尽きません。お話しする機会があれば、色々とお話できたら嬉しいです。

 

・・・インタビューを通してパクスから一言・・・

 

この世に生を受けてから旅立つまで、女性が生きていくには様々な岐路や選択枝があります。私たちは、それぞれの女性のライフステージの中で起こる心身トラブルに対して鍼灸治療でサポートしていきたいと思っています。

 

そして、何歳になっても、何か身体の悩みが出たら相談できる、「あそこに行けば解決してくれるだろう」という、女性と子どもの様々なライフステージと共に歩む治療院でありたいと思っています。

 

パクスがそんな人たちが集まり寄り添い、支え合える場所であるために、パクスに集う方々をこれからも紹介していきたいと思っています。

 

「私も話したい!伝えたい!」という方がいらっしゃればスタッフにお知らせください。何でもというわけにはいきませんが・・・検討して掲載させて頂きます。

 

担当:湯浅

 

◆パクスあれこれ~2 パクスの守り神

パクスの観音様とお地蔵様
パクスの観音様とお地蔵様

パクスの受付に向って左にある観音様とお地蔵様の石造はみんなの人気者。

 

大人から子どもまで結構色々とお願い事をされたり、お供えをされたり、帰るときに触ったりされているようです。皆さんから心願成就したという話も良く聞きます。

 

来院される方の心が安らいだり、心の寄りどころになるようなものはないかなぁと思っていた時、インターネットを通じて知った彫刻家・平泉正司さん(石神彫刻工房)の方に彫って頂きました。その穏やかな作品に一目惚れです。

 

以前はパクスに観音様をあおぞら治療院にお地蔵様を置いていたのですが、昨年の合同移転によりお二人で引っ越して頂き、現在の場所に並んで置いています。 

 

この専用スペースも内装を依頼したデザイン会社の社長さんがとてもその石像をとても気に入ってくださり、特別に専用スペースを作ってくださったのです。(その方曰く、パクスには何か凄くパワーがあるそうです)

 

和み地蔵
和み地蔵

鎌倉の長谷寺にも平泉さんの石像はあります。先日やっと会いに行くことが出来たので紹介しますね。『良縁地蔵』と『和み地蔵』というお地蔵様で、その愛くるしく優しい雰囲気で多くの参拝客に愛されているようです。

 

和み地蔵はお地蔵様にしては大きく100センチ少し程あるような気がします。ストラップや便箋、御菓子などのお土産グッズにもなっています。

 

左写真が『和み地蔵』、下写真が『良縁地蔵』です。

 

担当:湯浅

良縁地蔵
良縁地蔵

◆アロマルーム便り~2 お掃除にアロマを

まだまだ水が突き刺すように冷たく、

お掃除がちょっとつらいですね。

 

そこでちょっとリフレッシュしながらお掃除を

楽しめるようアロマの力を借りてみましょう。


 

①いつも置いておきたい除菌スプレー。
 
【ペパーミント8滴、レモン12滴、

 無水エタノール20ml、精製水80ml】

 

スプレーボトルにエタノールを入れ、

精油を入れた後で精製水を混ぜます。

とっても便利で何にでも使える優れものです。

ペパーミントの殺菌・消毒効果もあって、

キッチンでの除菌に大活躍します。

 

 

②次は、自然派におすすめの重曹クレンザー。
 
【オレンジスイート6滴、ティーツリー4滴、重曹100g】

 

重曹に混ぜたら密閉容器に保存してくださいね。

重曹を60gにして粉石鹸を40g足してもOKです。

良い香りに包まれてピカピカのシンクを見ると

ちょっと幸せですよ。

 

ちょっと可愛らしい容器に入れて

楽しむのも手作りならでは♪

自分流に楽しんでくださいね。

 

担当:鈴木

(パクス・テルレーナ治療室付属・アロマルームHP)

 

◆小さなしあわせ~2 子どものオヤゴコロ編

受験シーズン真っ只中。我が家も2人の受験生を抱えています。

 

「受験ってね。自分にぴったりの学校の方が、ちいちゃんのことをちゃんと選んでくれるものだからね。心配しなくて大丈夫よ♪」

 

3年前、長女が、高校受験でとてもナーバスになっていた時に私の友人がわざわざ電話をかけてくれて、彼女に伝えてくれた言葉ですが、、、親子ともども、その優しい言葉に、ほっと救われた記憶があります。

 

「人事を尽くして天命を待つ。」ということわざもありますね。

ジタバタしても仕方がない。のは分かっていても、親の私はなんとなく落ち着かない今日この頃なのです。それがオヤゴコロというものなのでしょう。

 

そういえば、、、子どもの心の中にも、ちゃーんと親心が存在するってご存知ですか?

 

心理学の交流分析という分野で、TAという心理テストがあります。簡単な質問に答えて、自分のパーソナリティは、どのような面が優位で成り立っているのかを調べるテスト。入社試験などでもよく採用されているので、やったことがある方も多いかも知れませんね。

 

それによると、誰の心の中にも、

 

厳しい父親のような一面
優しい母親のような一面
論理的な大人の一面
自由な子どものような心
親に気を遣うような子どもの心

 

があり、その割合によって、その人の「いま」の自我状態が作られているといのこと。

 

子どもの中のオヤゴコロというのは、

 

「お母さん。元気がないから、お母さんの顔の絵を描いたの。プレゼントしてあげるね♪」

 

「お父さん。お腹が出てきた~。お肉ばっかりじゃなくって野菜も食べてね♪」

 

どんな小さな子どもでも、時々、びっくりするような、親を心配してくれるような優しさを見せてくれたりしますね。それが、子ども達の中にもある、親心です。。。

 

それが大人になると、なぜか昔は素直に表現できていたはずの、優しい親心は、ちょっぴり屈折してしまい(笑)「勉強しなさいっ!」とか、「早くしなさい!」とかのお小言になってしまうことも多いものです。

 

実のところ、そのココロは、「あなたが心配なの。幸せでいて欲しいから」ってことなのですけれど・・うーん。なかなか素直に表現できず。と、この時期の我が身をココロから反省いたします♪(笑)

 

写真は、8年前、10歳だった娘が、私の鍼灸師の国家試験の合格を祈って絵馬を納めてきてくれた時のもの。まだ10歳でした。私は、必死になって受験勉強していたためお留守番してましたが、夫が撮ってきてくれた写真です♪

 

そして、、、今年は、私が、彼らの合格を祈って絵馬を納めてきましたあれから8年。私は○○歳になりました。。。(笑)

 

お互いの、お互いを思う心・・・。

どちらも「優しい親心」。

私の小さなしあわせです♪

 

担当:寺田

 

◆おすすめ~2 寝癖の治し方

皆さん寝癖の簡単な直し方を知っていますか?(知っている人も多いかもしれませんが)

 

以前、担当してもらっている美容師の方にお伺いした超簡単な方法です。

 

それは寝癖になっている髪の毛の根元をぬらして直すという方法です。

 

寝癖がついている髪のピンとはねている部分ではなく、はねている髪の根元を探してぬらすのです。根元を少しぬらしてほぐしてタオルかドライヤーで乾かせばすぐに治ります。

 

忙しい朝もイライラしなくて済みます。

 

担当:栄島

 

【編集後記&お知らせ】

 

◎今回も先生の個性あふれる原稿を私自身も楽しく読ませてもらいました。皆さんも楽しく読んで頂ければ幸いです(目が疲れない程度に…お願いします)

 

◎パクスのスタッフも参加している子どものためのスキンタッチ教室・よこはま有志の月1定期教室が3月より開催されます。どなたでも参加できますので、興味のある方は有志HPをご参照ください。

 

ゆあさ

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