◆月刊*パクス11月号

【2011年11月号目次】

 

■はりきゅうステーション

 『あマ指(あん摩マッサージ指圧)』 栄島英剛

 

■からだのふしぎ

 『唇の不思議』 坂東臣政

    

■パクスあれこれ

 『治療室のサイト&ブログ紹介』 湯浅佳子

 

■アロマ&美容ルーム便り

 『アロママスクスプレー』 鈴木英理子

 

■小さなしあわせ

 『読書の秋編』 寺田薫子

 

■からだがよろこぶレシピ

 『れんこんレシピ』 吉井まゆ子

 

■編集後記&お知らせ

 

◆はりきゅうステーション~7 あマ指(あん摩マッサージ指圧)

今回はあん摩、マッサージ、指圧について書いていきます。

 

我々の業界内(?)ではあん摩、マッサージ、指圧の頭文字をとって、”あマ指(あまし)”と略します。

 

手技(マッサージ、整体、リフレクソロジーなど)の中では、あマ指の3つだけが国家資格です。

 

他の整体、リフレクソロジー、カイロプラクティック、オステオパシーなどは国家資格ではありません。要するに”あマ指”を除いては特別な免許を持っていなくても、「私は今日から整体師です」と言えば、良い悪いは別にしろ行えてしまうわけです。

 

たった3日間勉強しただけで 「私は整体師です」言っている人もいるので注意してください。国家資格を持っていても勉強していない人、国家資格を持っていない人でもしっかり勉強している人もいるので一概には言えませんが、鍼灸師と同じように、あマ指の資格を取得している人は少なくとも高校卒業後、専門学校や一部の大学で3年間はその技術や医学知識を学び、国家試験に合格しています。

 

鍼灸の資格をとれる学校(晴眼者)は全国に100校ありますが、あマ指の資格を取れる学校は30校弱しかありません。

 

少し専門的になりますが、あん摩、マッサージ、指圧の違いを以下に記します。

 

 

あん摩・・・・・・・・治療方向は遠心性  滑材なし  発祥地は中国

 

マッサージ・・・・・・治療方向は求心性  滑材あり  発祥地はフランス

 

指圧・・・・・・・・・治療方向は遠心性  滑材なし  発祥地は日本

 

 

治療方向というのは、治療を行っていく(触れていく)順番が心臓から離れていく方向が遠心性、逆に心臓に向っていく方向を求心性といいます。

 

たとえば膝から足先に向って施術するのが遠心性、手のひらから肘に向かって施術するのが求心性ということになります。

 

滑材というのは施術するにあたって使用するパウダーやオイルなどのことです。マッサージは滑材を使いますが、あん摩、指圧は使いません。

 

学校の授業ではきちんとあん摩はあん摩として、指圧は指圧として、マッサージはマッサージとしてきっちり分けて学びます。

 

ごくごく簡単に説明すると指圧は”押す”、あん摩は”もむ、押し込んで揺らす”、マッサージは”もみさする”と言うとイメージしやすいでしょうか?

 

しかし、実際の臨床の場では様々な手技を自分なりに行っている施術者が殆どであん摩、マッサージ、指圧が混ざった形になっていることが多いです。

 

ちなみに私は指圧とあん摩が混ざったような手技が得意です。

栄島

 

◆からだのふしぎ~8 唇の不思議

空気が乾燥して、肌寒い季節になりました。この時期になると唇が乾燥してカサカサに乾燥したり、荒れてしまうことはありませんか?

 

でも、そもそもなぜ唇は特に乾燥しやすいのでしょうか?

 

また、顔の中で唇だけ周りの皮膚と色が違います。これはどうしてでしょう?

 

今回はそんな唇の不思議について、ご説明します。

 

実は唇は顔の皮膚ではなくて、口の中の粘膜がめくれて外に露出したものなんです。

 

粘膜と皮膚の大きな違いは汗腺や皮脂腺が無いこと。粘膜は皮膚と違って、自ら皮脂を出して油膜で水分蒸発を防いだり、汗をかくことで温度調節をすることが出来ません。

 

唇には汗腺や皮脂腺が無いため、外的な刺激の影響を受けやすく、乾燥してカサカサになったり、切れたりしやすいんですね。

 

また、私たちの唇の色は赤色ですが、この赤い色は血液の色なんです。唇は表面の皮が非常に薄く、色素もないため、血管が透けて赤く見えます。そのため、唇の色は貧血、血行不良、冷え症などの健康状態をあらわしやすいと言われています。

 

例えばプールに長時間入っていると唇が紫色になりますが、これは寒さによって唇の血管が収縮し、血液中の酸素が不足するため、チアノーゼとなり、静脈血が透けて見えるためです。冷え症の方も同じように体が冷えると唇が紫色になることがあります。

 

他にも、唇の赤みが消えている時は血液の赤みが薄い時で、いわゆる貧血のあらわれと考えられます。

 

唇の荒れは乾燥以外に、風邪やビタミン不足などによっても起こります。また、胃の機能が弱っている時も唇の周りに吹き出物などが出やすくなります。

 

日頃からご自身の唇の色や状態をチェックして、体調管理に役立てましょう。

 

坂東

 

◆パクスあれこれ~6 治療室のサイト&ブログ紹介

当治療室は常に患者様と様々な形で繋がりながら治療を行っていきたいと思っています。

 

健康・医療情報の提供、パクスの様々なお知らせ、交流会の開催など色々な催しや取り組みを行うことで、病に向き合ったり治療を続ける活力や日々の喜びを少しでも提供できればと思うからです。

 

パクスは鍼灸院ではありますが何も鍼を打ったり、灸をすえることだけが治療だとは思っていません。

 

様々な方法や角度から来院される皆様の心と体をトータルサポートしていくことも大切な治療の一環だと思っています。

 

その取り組みの一つがネットを通しての交流や情報提供です。そのために様々なサイトがパクスにはあります。たくさんあって結構管理が大変ですが、患者様たちから様々な感想を頂くと楽しくもあります。

 

今回はそのパクス関連のサイトを以下に改めて紹介したいと思います。お時間のある時にそれぞれのサイトを是非ご覧になってくださいね。

 

 

【パクス・テルレーナ治療室関連サイト】

◇治療室メインホームページ

◇パクス徒然日記(ブログ)

◇パクスツイッター

◇月刊*パクス(今見ているサイトです)

 

 

【付属施設など関連サイト】

■あおぞらルーム

◇あおぞらルームホームページ(ブログもあります)

◇あおぞらルームツイッター

 

 

■アロマ&美容ルーム

◇アロマ&美容ルームホームページ

◇横浜/美容鍼灸&アロマ便り(ブログ)

◇アロマ&美容ルームツイッター 

 

 

■往診部門】

◇鍼灸マッサージ治療往診部門

・・・現在、院内の仕事が忙しくて多くの往診はお受けできません。

湯浅

 

◆アロマ&美容ルーム便り~8 アロママスクスプレー

パクスの受付では様々なアロマスプレーを販売しています。これからの冬の季節にと思ってご用意しているのがマスクに吹きかけるアロマスプレーです。

 

マスク用だけでなく、お部屋のウイルス対策にもなりますし、絶対に1本は持っておくと便利なので作り方をお伝えします。

 

抗ウイルス、免疫力UP、のどの痛み、鼻水、咳、頭痛などなどとっても嬉しい効能の詰まったスプレーです。精油をお持ちの方はぜひお試しください。ご自宅に精油がない方はお気軽にご相談ください。

 

 

<アロママスクスプレー>

エタノールに全ての精油を混ぜてから、精製水と合わせます。

 

精製水 50ml

エタノール 10ml

ペパーミント または ティーツリー 6滴

ユーカリ 6滴

レモン 6滴

ローズウッド 6滴

 

ご自宅にこれだけの精油を揃えてなくても1種類だけで作ることももちろん可能です。また、お子さんのいるご家庭や妊娠中の方も使えるレシピです。まずは精油の量を半分にしてご利用ください。

 

鈴木

◇アロマ&美容ルームホームページ

◇横浜/美容鍼灸&アロマ便り(ブログ)

◇アロマ&美容ルームツイッター 

 

◆小さなしあわせ~7 読書の秋編

パクスのある平沼一丁目の交差点にブックオフがあります。この間、少し時間があったのでふらっと立ち寄りました。

 

買ったのはこの2冊。なんだか、自分の心理状態がよく分かるようです(苦笑)今年は震災もあっただけに、そういう心境になっている人は多いかも知れません。

 

他者へ対する「思いやり」。を大切にしたい。本当の意味での思いやりとはなんだろう?

 

心理学的に言うと、心理的に成熟できている人間は、日々の人間関係の中、他者の評価ではなく、自分の評価で生きています。

 

そうであれて初めて、自発的に「思いやり」の気持ちが持てるのです。

 

優しくしてくれたから優しくする。のでは、思いやりとは呼べませんものね。自分を愛するほどにしか、他人を愛することはできない・・・は有名な言葉です。

 

と、いうことで、久しぶりに加藤諦三さんの本などを・・。いつ読んでも、「耳にいたた・・・」の文調なので、自己反省にはもってこいなのです。(笑)

 

それからもう一冊。

 

子ども達も成長し、そろそろ本当に進路を考えていかなくてはならない年頃になりました。でも、本当に先が不透明な時代となりました。

 

経済ニュースは苦手ですが、さっぱりちっとも分からない「経済」のことも、親として、少しは勉強しようかしらん。。聞かれてもさっぱり分からない。。なんて問題よねぇ。と、思い手に取りましたが、案の定、まだ一頁も開いておりません。(苦笑)

 

皆さんは、どんなジャンルの本がお好きですか?

 

夜、見えにくくなった目と格闘しながらも、のんびりと好きなジャンルの本のページをめくるのも、秋ならではの小さな幸せです。

 

寺田薫子

 

◆からだがよろこぶレシピ~6 れんこんのレシピ

今年の秋は比較的暑かったですが、いよいよ肌寒くなってきました。早朝のひんやりした清々しさに、冬がすぐそこまで来ていることを感じる今日この頃です。

 

今回はこれから旬を迎える「れんこん」のレシピです。

 

 れんこんは、陰(寒・涼)、平、陽(温・熱)に分類すると「涼」にあたります。そして熱を加えると「温」になります。このため、「平」の食材とされることもあります。


生食の場合、体を潤して体内にこもった熱を冷まします。鼻血や血尿など血が熱を持つことで起こる症状にも効果的です。

 

加熱調理した場合は、胃腸を整える効果があります。また血を補うのでめまいや不眠や物忘れなどの改善にも役立ちます。血が巡ることでお肌のハリも出てくるので、女性には嬉しい食材ですね。

 

気をつけたいのは、同じ食材でも生と加熱調理した場合の効能が違うため、体質や体調、季節に合わせて使い分けてください。胃腸や手足が冷えやすい人、虚弱体質や病み上がりの人は加熱調理していただきましょう。


れんこんは民間療法でも「咳止め」として有名です。一般的に、生のまますりおろし絞った汁を飲んだりと苦行のようなものが多いのですが、昔どこかで見つけたオススメレシピがあるので今回ご紹介します。

 

 

<れんこんくず湯>

材料:
・すりおろしたれんこんの絞り汁  大さじ1
・吉野くず  大さじ1/2
・しょうゆ  小さじ1/4
・おろししょうが 少々

 

作り方:
1. 鍋にれんこんの絞り汁と、水1カップで溶いたくずを入れて混ぜる。
2. くずがよく溶けたらしょうがを入れ火にかける。
3. れんこんの粘りとくずのとろみでトロッとしたらしょうゆで味をととのえてできあがり。

 

れんこんのきんぴらも美味しいですし、すりおろしてつなぎにするれんこんハンバーグなど…色んなレシピで迷いましたが、今回は一番簡単でシンプルなレシピにしてみました。

 

私はよく、喉が痛くなりはじめた時に作って飲んでいます。飲みやすく、身体もぽかぽか暖まります。是非試してみてくださいね。

 

吉井

 

【編集後記&お知らせ】

◎今回も楽しく編集させて頂きました。坂東先生の唇の話も面白かったし、鈴木先生のアロママスクスプレーも風邪の季節には欲しいですねぇ。

 

◎吉井先生の“れんこんくず湯”も美味しそう。寺田先生の文章を読んで私も本を読みたくなりました。久しぶりに何か小説などどうだろうか。

 

◎11月の“パクスお茶会~放射性物質の汚染から子どもたちを守ろう”は特別企画の野菜即売会(岡山県産)です。日時、内容の詳細はパクス交流広場をご参照ください。

 

◎来月の『月刊*パクス』はクリスマス特別号にしようと思います。お楽しみに。

 

◎諸事情もあってパクスのサイトをリニューアルすることになりました。春ごろまでに2つのサイトがリニューアルする予定です。これまたお楽しみに。

 

◎アロマ&美容ルームのHPのイラストを只今anさん(パクスHPのイラストを描いてくださった方)にお願いしています。アロマ&美容ルーム担当のスタッフたちが色々とイメージを出し合ってお願いしました。どんなものになるのか・・・これまたお楽しみに。

 

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