◆月刊*パクス10月号

【2011年10月号目次】

 

■はりきゅうステーション

 『様々な療法』 栄島英剛

 

■からだのふしぎ

 『耳がツーンとなるのはなぜ?』 坂東臣政

 

■月刊*この人

 『シロレーヌ』 湯浅佳子

 

■パクスあれこれ

 『アロマ&美容ルームと共にあるもの』 湯浅佳子

 

■アロマ&美容ルーム便り

 『キャリアオイル選び』 鈴木英理子

 

 ■小さなしあわせ

 『山笑う編』 寺田薫子

 

 ■からだがよろこぶレシピ

 『和風マッシュポテト』 吉井まゆ子

 

■編集後記&お知らせ

 

◆はりきゅうステーション~6 様々な療法

皆さんは巷に溢れる様々な療法(治療法?)の違いが分かるでしょうか?

 

鍼、灸、あんま、マッサージ、指圧、整体、リフレクソロジー、アロマセラピー、カイロプラクティック、オステオパシー、接骨、整骨・・・。

 

まず国家資格かどうかで分けると鍼、灸、あんま、マッサージ、指圧はそれぞれ”鍼”、”灸”、”あん摩マッサージ指圧”という国家資格です。

 

あと整骨、接骨は柔道整復師という国家資格です。

 

上記以外は国家資格ではありません。

 

鍼灸の資格が取れる学校は全国に101校あります。

(もしかしたら、1,2校の違いがあるかもしれません。)

 

東京都には23校、大阪府に14校ありますが、青森県、秋田県、山形県、茨城県、栃木県、富山県、福井県、奈良県、和歌山県、島根県、鳥取県、山口県、徳島県、高知県には1校もありません。

 

柔道整復師の資格が取れる学校は全国に103校あります。

(もしかしたら、1,2校の違いがあるかもしれません。)

 

東京都には24校、大阪府に15校ありますが、青森県、秋田県、山形県、茨城県、富山県、福井県、三重県、奈良県、和歌山県、島根県、鳥取県、山口県、徳島県、高知県、熊本県、宮崎県には1校もありません。

 

それぞれの療法の概要についてはまた今度。

 

担当:栄島

 

◆からだのふしぎ~6 耳がツーンとなるのはなぜ?

耳の構造:東洋療法学校協会編『解剖学』より
耳の構造:東洋療法学校協会編『解剖学』より

 

電車で長いトンネルを通過した時や、飛行機に乗ったり高層ビルのエレベーターに乗った時に、耳がツーンと痛む。

 

多くの人が経験あると思いますが、その理由はご存知でしょうか? この耳がツーンとする原因は、気圧の変化のためです。

 

私たちの耳は、鼓膜を境にして分かれていて、耳の穴から鼓膜までを「外耳」、鼓膜の中の空間を「中耳」と言います。

 

この外耳と中耳、普段は気圧の差はなく均衡が保たれているのですが、環境下で気圧の変化があると、その均衡が崩れてしまします。

 

例えば電車でトンネルに入った時や飛行機の離陸時は気圧が下がるため、外とつながっている外耳側の気圧も当然低くなります。

 

しかし、外とつながっていない中耳内の気圧は変わらないため、気圧の差で鼓膜が外に向けて押される格好になります。こうなると鼓膜の振動が正常に働かなくなり、耳が遠くなったように感じたりツーンと痛くなります。

 

逆に飛行機の着陸時や長いトンネルを出たときは気圧が急激に高くなるので、相対的に中耳内の気圧が低くなり、鼓膜は内側に押されてしまい、やはり耳の不快感を感じます。

 

この耳の詰まりを治す方法として、唾を飲むことが良く知られています。

 

中耳の先には「耳管」というトンネルがあり、この耳管は喉とつながっています。このトンネルは普段は閉じているのですが、唾を飲みこむ際などはこのトンネルが開き、中耳内の空気を外に出したり、外の空気を中耳内に送ることで、外耳側と気圧が同じ状態になります。これによって鼓膜は通常どおり機能することができます。

 

しかしこの方法は耳管の通り具合が重要になるので、風邪をひいていたり鼻が詰まっている時は耳管の通りが悪くなり、回復に時間がかかると言われています。

 

また、他にもアメをなめたり、あくびをするのも効果的です。

 

あおぞらルームの酸素カプセルでは高い気圧をかけることで酸素の吸収を良くしているため、同じく気圧の差で耳がツーンとなる場合があります。そんな時は唾をゴクッと飲み込んで、鼓膜にかかる負担を減らしてあげて下さい。

 

担当:坂東

 

◆月刊*この人~5 シロレーヌ

パクスのマスコット“シロレーヌ”
パクスのマスコット“シロレーヌ”

 

パクスが新しいテナントに移転したのが昨年の10月2日。あっという間に移転して1周年が経ちました。

 

この1年間は震災や原発事故、そして、その後の放射性物質の汚染で、心の落ち着く暇もなくあっという間に過ぎてしまったような気がします。

 

そんな移転1年を振り返っていた時、彼の存在を忘れていたことを思い出しました。治療室のマスコット、“シロレーヌ”(右絵)です。貫禄ある風貌です。

 

“シロレーヌ”はパクスのイラストを描いてくれたanさんの作品です。(anさん、すっかりシロレーヌのことを忘れていて、すいませんでした。。。)

 

パクスの座敷わらし的マスコットで、パクスに幸せを運んでくれるそうです。パクスのどこかで今日もウロウロしてそうですよね。パクスHPのトップページにもそっと登場しています。  

 

移転1周年を機に、このシロレーヌを色々と治療室の中に登場させてみようと思います。毎週、違う場所に貼っておくっていうのも楽しいかもしれませんね。「あっ、今週のシロレーヌ見っけ」って感じで、幸せな気分になれそうな気がします。

 

今後のシロレーヌをお楽しみに(^_-)

 

担当:湯浅

 

◆パクスあれこれ~5 アロマ&美容ルームと共にあるもの

 

パクスの第5施術室(アロマ&美容ルーム)の壁に掛けてある素敵なハーブの刺繍はある患者様からのプレゼントです。

 

私がまだアロママッサージの患者さんを受け付けていた頃に頂いたものです。この方との出会いと別れが“アロマ&美容ルーム”の設立を決めた理由でもあります。

 

アロマ&美容ルームもパクスの移転と共に始まったブロジェクトです。最初は移転の際に出る荷物が片付くまで数か月借りていた“あおぞら治療院”を利用しての試験的な開院でした。

 

その後、パクス内にある一室を利用して本格的な診療をスタート。責任者の鈴木先生が先頭に立ってスタッフを引っ張ってくれて今に至ります。そして、これからも色々な方と繋がり、それぞれの思いが交わりながらパクスは進んでいきたいと思っています。

 

アロマ&美容ルームは設立1周年記念として、皆様への感謝をこめて担当スタッフ(鈴木先生、吉井先生、寺田先生)が色々と企画してくれてます。院内掲示してありますので、宜しければご利用ください。

 

担当:湯浅

 

◆アロマ&美容ルーム便り~6 キャリアオイル選び

秋になり、お肌の乾燥を感じる季節になりましたね。

 

そこで今回は、キャリアオイル(ベースオイル)についてお伝えします。

 

ご自宅でアロマを楽しむ場合、アロマライトなどで芳香浴をすることが多いかと思いますが、キャリアオイルがあれば、皮膚から成分を吸収できるので効果がより実感でき、さらに香りも楽しめます。

 

 

キャリアオイルにはいくつもの種類がありますが、ご自宅用として良さそうなものをいくつかご紹介します。

 

 ☆ホホバオイル

酸化しづらく臭いも少ない。浸透性も高い。他のオイルと混ぜると

酸化防止効果がある。比較的安価。

 

☆オリーブオイル

ビタミンが豊富で皮膚を柔らかくする。妊娠線予防に。比較的安価。

 

☆スイートアーモンドオイル

皮膚を柔らかにし、なめらかな使い心地で全身マッサージにオススメ。当アロマ&美容ルームで使用しているオイル。

 

☆マカダミアナッツオイル

皮脂と似た脂肪酸組織を持つオイルで、老化を防ぐパルミトイレン酸が豊富。やや高価。

 

☆ローズヒップオイル

不飽和脂肪酸を含み細胞機能を高め、アンチエイジング効果が高い。高価なのでフェイスケアなどに。

 

まだまだキャリアオイルは沢山の種類があります。購入する際に迷ったらいつでもご相談くださいね。

 

担当:鈴木

 

◆小さなしあわせ~6 山笑う編

 

すっかり秋めいてきましたね。そろそろ紅葉のニュースが届く季節となりました。


以前、山笑う。というのが秋の季語だと聞いたことがあります。それ以来、その言葉が好きになりましたが、でも、今、調べたら、「山粧う」とありました。

 

どちらが本当なのでしょう・・。どちらにしても、目に鮮やかな紅葉は美しいものです。

 

そして、あの、赤や黄色の鮮やかな色は、植物が1年溜めた「毒」をデトックスしているからあんなに鮮やかな色がつくんだそうです。

 

・・・そういえば毒キノコって鮮やかな色をしていますものね。木々は、葉を落とし、溜まってしまったものを脱ぎ、そして、春の芽吹きを待つのですね。

 

1年は早いですね。私もまた、冬に向けて、そして春に向けて、シンプルな姿に戻る準備をしなくては・・・・。

 

秋はお洒落が楽しい季節です。植物を見習って、1年の毒を排出するために?(笑)、私も、秋は特に綺麗な色が着たいです♪

 

寒くなる少し前、あたたか綺麗な色のウールにくるまる瞬間。

私の小さな幸せです。

 

担当:寺田

 

◆からだがよろこぶレシピ~4 和風マッシュポテト

日に日に暗くなるのが早くなり、秋も随分深まってきました。今年も銀杏並木を歩くのが楽しみです。

 

そして何より秋はおいしいものがたくさん!私をはじめ食いしん坊さんにはたまらない季節ですね。

 

今回は、旬の「さといも」のレシピです。

 

さといもといえば、民間療法で有名な湿布(里芋パスター)があります。どんな炎症にも効果があると、昔「いもぐすり」の名で愛用されたようです。

 

東洋医学には、陰陽の概念というものがありますが、これは食べ物にもあてはまります。陰(涼・寒)、平、陽(温・熱)の5つに分けられます。

 

陰は緩めたり冷やしたりする力、陽は締めたり温めたりする力、平は中間の穏やかな性質を持つ食材です。

 

今回の食材さといもは「平」に属し、温めたり冷やしたりする作用を持たず、誰がいつ食べても身体に悪い影響を及ぼすことのないとても使いやすい食材です。

 

常食すれば滋養強壮効果があります。ただ、どんな食べ物もそうですが極端な多食は控えてくださいね。その他主食として食べられている、とうもろこし、玄米、大豆なども平にあたります。


そしてさつまいもと同じく、さといもにも脾気を補う(胃腸の力を補うことで体力をつけ、むくみや不正出血なども予防する)作用があります。

 

<和風マッシュポテト>

◎材料

里芋8個(400g位)
梅干し  大2個
白ごま  大さじ2
鰹節  ひとつかみ
ねぎ・塩 各少々

 

◎作り方
1.さといもを洗い、皮ごと柔らかくなるまで茹で、熱いうちに皮をむいて潰し、塩をふる。
2.梅干しを包丁で叩き、ペースト状にする。
3.ねぎは小口切りにする。
4.潰したさといもに梅肉、ごま、鰹節、ねぎを加え混ぜたら出来上がり。

 

 

*前述した里芋パスターの「パスター」とは、「貼り薬」を意味します。じゃがいもや豆腐などもパスターとして使われるようです。家庭でできる、簡単な手当て法といったところでしょうか。

 

担当:吉井

 

【編集後記&お知らせ】

◎10月と言えばハロウィン!ということで、10月号の挿絵はハロウィンだらけにしてみました。

 

◎パクスのマスコット“シロレーヌ”の名前の由来は私の息子の名前からです。anさんが考えてくれました。

 

◎秋も深まってきて、パクスもそろそろ電気敷布や湯たんぽなど寒さ対策の準備をしなければなぁと思っています。

 

 

・・・パクス催しのお知らせ一覧・・・

 パクスが主催したり、参加する催しのお知らせ一覧です。

  

どの会もアットホームで自由な雰囲気の中、楽しく行っています。

是非、お気軽にご参加ください。

 

【パクスクラブ(不妊治療を経験したママたちの会)】
2011年11月7日(月) 13:30~14:30

パクス・テルレーナ治療室にて
〇ブログでの開催報告(10月

【パクスお茶会(子どもたちを放射性物質の汚染から守ろう)】

2011年10月31日(月) 12:30~13:30
パクス・テルレーナ治療室にて
〇ブログでの開催報告(7月9月

*上記2つの催しはパクスの患者様を対象としています。
*詳細はパクスHPのパクス交流広場へ。

【スキンタッチ定期教室(主催:スキンタッチ教室・よこはま有志)】

2011年11月14日(月) 13:00~14:00
パクス・テルレーナ治療室にて

*東洋医学の小児はりをベースに考えられた親子でできるセルフケアです。
*1歳未満のお子様と保護者の方であればどなたでもご参加いただけます。

  (パクスに来院されていない方でもOKです)
*詳細はスキンタッチ教室・よこはま有志のHPをご参照ください。

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